VOICES

ACE2期生

GLAP 星かえでさん

ソウル大学校・シンガポール国立大学での留学を終えて

GLAP学部3年の星かえでです。私はACEプログラム2期生として第1セメスターはソウル大学校、第2セメスターはシンガポール国立大学に留学しました。ACEプログラムでは1年間で2つの大学に留学することができるため、各国の文化や国民性の違いについて触れることができます。特に私は現地の学生と同じ環境で学ぶことで、各国のアカデミックカルチャーの違いを肌で感じることができました。ソウル大学校は学業面だけでなくクラブ活動に注力している学生が多く、文武両道な一面を感じました。それに対してシンガポール国立大学は、学期中は学業を最優先し、長期休みに長期インターンシップ等を行う学生が多い印象を受けました。同じアジア圏に位置する大学でも授業や課題、卒業後の進路に対する考え方が大きく異なっている点が非常に興味深かったです。

どちらの大学でも立教大学で学んだことのない学問領域を積極的に履修するよう心がけ、自分の学問における興味を模索しました。シンガポール国立大学では「何か新しいことを学びたい」というモチベーションからProgramming Methodologyというプログラミングの基礎について学ぶ科目を履修しました。これまで「自分は文系だから理系は科目得意ではない」という考えから数学的な科目を履修してこなかったのですが、この科目の履修を通してこのような固定観念が自分自身の学びの可能性にストッパーをかけていたのだと気づきました。この科目は履修した4科目の中で最も難易度が高く、何度も心が折れそうになりましたが現地生の友人の助けもあり、試験では自分の想像以上の結果を残すことができました。

シンガポール国立大学のキャンパスは、都心の池袋に位置する立教大学と異なり、豊かな自然に囲まれています。本ビデオでは「自然」というテーマを中心に、日本とシンガポールの気候や自然の特徴およびその比較、シンガポールがどのようにして自然と共存しているのかについて紹介していますので、ぜひご覧ください。